酒席 いづみや


今月の表紙を飾っていただいている方は江戸時代の酒問屋さんから看板を継承され守られている
東京八重洲「酒席 いづみや」の女将山崎いづみさんです。
和服、帯、メガネの合わせ方がとても品があり素敵ですね。

着用モデルは、frill(フリル)K60E/BJG
カタログページ http://kamuro-net.co.jp/collection/frill.html
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http://www.idumiya.info/intro.html いづみや様ホームページ
「いづみやの歴史」より転載

今から凡そ四百余年の昔徳川家康公が本能寺の変の難を避ける際、道案内等で世話になった佃村の人々に、江戸に土地を与えて住居を許可した所が中央区湊界隈ですが、「いづみや」はその鉄砲洲に看板を掲げた酒問屋でした。
以来江戸・明治・大正を経て昭和に及び、戦後の昭和22年、焼野原のこの地へ場所を移して、その屋号を引き継ぎ看板を守っているのがこの酒所、瓢印の「いづみや」でございます。
たんに「いづみや」というより、この土地周辺に商いし住まわれている方々も含めてですが、もう一つ守っているものがございます。それが当社の直ぐ脇隣りに鎮座まします於満稲荷社(おまんいなりしゃ)でございまして、当社はもとよりこの辺一帯で大事にお守りしております。土地を守るお稲荷さんでございますが、家康公の夫人於満(おまん)の方にゆかりあるというお話も承っております。そういえばこのお稲荷さん、通りに向かって横向きに、と申しますより皇居つまり旧江戸城を守護するように北方へ正面を向けておられます。
どうぞ、ご来遊の折りには、瓢印の「いづみや」の看板と共に於満稲荷社も、直接あなた様の眼でお確かめ頂ければ幸いでございます。
亭主敬白
(転載おわり)

八重洲の居酒屋 いづみや
所在地〒103-0027 東京都中央区日本橋3-3-3電話番号TEL.03-3271-2939/03-3275-3050
(お電話の際は「”いづみや”ホームページを見た」とお伝えください)
営業時間16:30 ~ 23:00/定休日:日曜・祝日(8月は土曜も休み)アクセス東京駅 八重洲口から徒歩3分

女将さん、スタッフの皆様
おもてなしと美味しいお料理、有難うございました。
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by kamurocorp | 2015-07-08 14:28 | お知らせ