選択と集中

カーリーです。

今年もすべてのスケジュールを無事終えることができました。
今年もまた、あっという間の1年でした。
というか、あっという間に10年たっちゃった。

ブランドを起ち上げて10年、はじめてのことだらけでとにかく、ただただガムシャラに突っ走ってきました。
次々に目の前に出される課題をクリアしながら、たったひとつの”10年走る”という目標だけを見て。

目標をクリアするには”よいモノ”を提案し続けるのはもちろんですが、
”それを知ってもらわなければ到達できない”と全国を行脚したりしました。

おかげさまで年を追うごとに少しずつファンが増えてきて、
そのファンの方々は”次”を期待して下さるように。

ファンの方々のおかげでその周りの方々にも知っていただけるようになり、
少しずつながら、でも確かにKAMUROを知っていただけるようになったことを
実感することができました。

知っていただけるだけではなく、ボクらが作ったモノが着けている方々に
何かしらの影響を与え、愛着が湧くモノとして使っていただけていることを
知ることもできました。

ガムシャラながらも少しずつ要領を覚えて、目標が見えてきて、やってきたことの実感を感じて、
ボクは”その先”を考えるようになれました。ちょっと立ち止まって。10年を振り返って。
”その先、次って何かな?”と。

”ファンが増えた”ということは、それだけ”責任も増した”とも言えます。
ついて下さったファンの為にボクは何ができるのか? 何をしなければならないのか?

”もっともっと、いいモノを作る”

シンプルですが、やはりそれに尽きます。

メガネはその着ける方にとっての相棒です。
その方の相棒として認めてもらうモノ作りにさらなる努力をしなければならない、と。
もっとモノに向き合って、もっと愛着を持ってもらえるようなメガネを提案しなければ。

相棒とは言え、ボクらが生み出すプロダクトは商品です。
商品には売る、買うという行為がある以上責任が伴います。
でも、もしそこに単なる商品の売り買いを超え、何かしらの感動があったのならと願い、
そうゆう商品作りを目指したいと思ってきました。
ボクらの商品をどう感じ評価するかは、お取扱いして下さるお店サマや手にしたユーザーさまが
判断することだと思います。
それがボクが生み出すプロダクトに対するスタンスです。

もしそれを”よい作品だ”と評して下さるお店サマやユーザーさまがいて下さるのなら、
それはボクらにとっての最大の賛辞です。

そんな賛辞をいただけるようになった以上、ボクらはそれを裏切ることはできません。
それがこれから始まる11年目に向けてボクらがやらなければならないことなんだ、と。

だから来年、ボク自身は”より一層モノと向き合っていく”ことを選択して集中しようと思っています。

今年1年、この10年、本当にありがとうございました!
来年も引き続きKAMUROをよろしくお願いいたします。

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by kamurocorp | 2014-12-26 12:10 | 日記