メガネのご修理

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送り主様は伏せさせていただきましたが、皆様からのお手紙をいつも嬉しく拝見してます。
お気遣いありがとうございます。
昨年よりご修理期間中にそのメガネがないと生活に支障が出るユーザー様へ
同じモデル(色違いも)をお貸出してます。

私が4年前KAMUROでこの仕事を始めた際に一番気になったことは
修理期間が長かったことでした。
お客様やお取扱店様に不満を感じさせることは私にとってもストレスでした。

“手の込んだデザイン”はKAMUROの魅力です。
同じ生産コスト(費用や時間など)で仕事を引き受けるなら生産量が多く、短時間で楽な方が
よいことは製造業の方にとっては大切なことです。
私達のデザインを快く引き受けて作って頂いている工場の方々には感謝しています。

最近は修理専門の工場があり、早くきれいに仕上げてくれるそうです。
しかし私達のコレクションはデザイン上、専用に作られたパーツなどあり
一般の修理はできません。

私達の仕事を受け持ってもらっている工場や職人さんは、たくさんの仕事を少ない人数で
スケジュールを組んで行っています。しかしいくつもの工程の中でロスが発生するために
スケジュールが遅れることは日常的だと聞きます。
1本の修理を行う事も1,000本の量産品を作ることも同じ労力がかかることもあります。
そういった事情ですぐに作業に取り掛かれずほとんどの場合、2ヶ月近くかかっております。

そのために各店様とお電話でお話する際には「お客様は良く見えるメガネを他にお持ちですか?」と必ず伺うようにして必要な場合、サンプル品をお送りする事にしました。
その後、お手紙でお客様もご不便されることがなくなり修理後の完成品を気持ちよく受け取られていらっしゃるとお伝え頂く機会が多くなりました。

もちろん全ての不満は解決できてない事と考えますが製造に携わる方々にもユーザー様にも
ご迷惑やご負担を最小限に抑えることができてよかったと思います。

私が最初に勤めた職場では「お客様は神様」という風に教わりましたが「売る側、作る側は何だろう?」とも思いました。
様々な仕事に携わる方のお話をうかがったり学んだりする中で今考えることはお取扱店様、製造のお取引先、ユーザー様、宅急便の業者の方などなど関わる全ての方が大切であることに変わりはない!ということです。もちろん社外も社内でもです。
お金を払う側も受け取る側も、みな気持ちよく生活するために関わるお互いにとっての大切な人。
上下はない。結果としてもっともっと日本人の手で良いモノが作れるんじゃないかなぁと思います。

そしてこれからもお互いに妥協しすぎない中でよりよいサービスに努められたらいいなぁと思います。

「メガネが壊れてお困りの時は、いつでもご相談ください。」

(平野)
by kamurocorp | 2013-08-01 14:23 | お知らせ | Comments(0)