2013年 02月 07日
今日も新作の・・・(フレームのほう)
細かなディテールを職人サンに指示するための形状サンプル作り。
製作チーム全員が持つ“製造図面”ついてこの間書いたけれど、
図面は平面でしょ? つまり二次元だから三次元的な仕様についてはこのように実物の
サンプルを作ってコレを基に製造してもらうんだ。
現場ではコレを見ながら、すべて“手作業”で量産します。
しかもモノのバラつきが出ないように1人がやるんですよ。
平面的なカット(大まかな形状に抜くとかね)は機械でやるけれど、
こうゆう“角の丸み加減”とかは職人サンの“手”にゆだねられる。
まだまだアナログな世界なんだ。メガネの生産現場って。
またね、角の丸みの付け方とかでね、出来上がりが全然違っちゃうんですよ。
光の反射の仕方でヒトは“硬さ”や“柔らかさ”をイメージしたり、
錯覚で太く見えたり、細く見えたりを判別する。
だから、こうゆうところもこだわらないとアタマで描いたイメージと、
出来上がりのイメージが変わってしまうんだ。
ある意味“オタク”的要素が求められるし、すでにジブンがそうなってるトコかなりあるね。
by kamurocorp
| 2013-02-07 17:16
| 日記